2012年12月13日号。<尖閣諸島突入記>。

2012年12月13日号。<尖閣諸島突入記>。  4時起床。沖縄県石垣市。  私の乗った船と北朝鮮のミサイルは東シナ海上でクロスしたことになる。直前に視察したPAC3は飛ぶことはなかった。  発射に関して、実は事前にかなりの情報は得ていた。確言できるほどではなかったが、石垣島までは進出していた。  最後の判断は誤ったのかなあ。いや、後に述べることの方が大切だったと改めて思ってはいるが。そちらの方も生きて帰ってこれたのは僥倖のような気もする。2方面作戦、まずは成功と自賛しておこう。なによりもまだ生きている。私は運がいいのだ。タケオ、サマワ、バグダッドなどなど、運のおかげで何度命を拾ってきたことか。  日本国領土にして最前線である尖閣諸島に行ってきた。正直に言えば「辛うじてたどり着き、眺めて、逃げて帰ってきた」というところか。しかし「行って話してみろよ。それも上空からではなく。てめえら、現場も

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