2012年12月11日号。<那覇市での夜と朝。「限られた情報」感覚と「生まれてきたざらざらな感じ」>。
2012年12月11日号。<那覇市での夜と朝。「限られた情報」感覚と「生まれてきたざらざらな感じ」>。 3時起床。那覇市。 これを書いている途中でコンビニに新聞を買いに行く。もちろんその合間にテレビをつけていて、沖縄における情報というものの難しさについて痛感した。 その時間だからだろうか。新聞は日経新聞をのぞくと琉球新報か沖縄タイムスしかない。二つながら買ってきて投げ出した。赤旗か聖教新聞しかないようなものだ。いや「赤旗」と「紅旗」か。 論調については彼らの商売なのでもうどうこうは言わない。しかしあまりに情報量が少ない。イデオロギーのせいに加えて、あとはドメスティックなニュースばかりなのだ。 世界中を歩いていると、小さな、そして不便な国であるほど、クオリティペーパーは世界に向けて開かれている。国のトップエリートといっていい記者たちが、賢明に国際情勢を読み解いて人々に教えているので