2012年5月31日号。<見通しなしで「乾坤一擲、とりあえずやっちゃえ」。消費増税と原発再稼働の「病的精神構造」は同じである>。

 2012年5月31日号。<見通しなしで「乾坤一擲、とりあえずやっちゃえ」。消費増税と原発再稼働の「病的精神構造」は同じである>。  4時起床。  野田佳彦首相と小沢一郎元民主党代表の会談が終わった。野田さんは「乾坤一擲」で臨んだらしい。「乾坤」とは天地のことであり「擲」は「擲げる」と読む。投げるのは賽、つまりサイコロだ。サイコロの出目に天地、この場合は日本国の将来を賭けるというのだから、国民も舐められたものである。  結果はと言えば小沢さんにとってもやはり賽、しかしそれは「賽は投げられた」であると言っていい。言うまでもなくこれは、カエサルがルビコン河を渡った時の言葉だ。「もうあとには引き返せない」である。談判は破裂したと断じられるのではないか。。  床屋政談的な政局談義に装飾されている日本の大マスコミよりも、こういう時は海外のメディアの方があっさりと説明してくれていてわかりやすい。  <

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