2011年12月25日号。<サラ金に駆け込む地方のヤンキーと同じ予算を組んでおいて何がエリートの財務省だ>。

 2011年12月25日号。<サラ金に駆け込む地方のヤンキーと同じ予算を組んでおいて何がエリートの財務省だ>。  3時半起床。寒い東京。  昨日は『あさパラ!』の2時間の特番に出たあとホテルに戻ってひと仕事して、17時便で帰京。耶蘇教祖生誕前夜祭の騒ぎの中とあって、行きがけの駄賃で近くのイグナチオ教会を観にいってきたが、耶蘇教徒ならぬミーハーの方々が中に入るのに行列を作っていたので撤退した。日本人のこの妙なクリスマス好きは何かなあ。  しかし実は今日、今年最後としてお送りする『天国のいちばん底』でもたびたび脱線しているように、私はキリスト教にもイスラム教にもユダヤ教にもまことに興味があるのである。もともと子供のころから聖書やコーランなどを読んではいたが、実感として興味を抱いたのは湾岸戦争の時に誰ひとりいないエルサレムの聖墳墓教会を訪ね、そのあと死海や周辺の砂漠を歩いた時からだ。  もちろん

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