2011年12月17日号。<拍手をあびながら「収束」を宣言したいと望まない指導者はもうそれで失格だ>。
2011年12月17日号。<拍手をあびながら「収束」を宣言したいと望まない指導者はもうそれで失格だ>。 3時起床。大阪。 この時刻にはまだ部屋に新聞が届かない。近くのコンビニに買いに行くと新聞立てには入っておらずに届けられたままカウンターの横に積まれている。それを貰う。 歩くうちに抱きしめてくる寒さの圧力が心地よい。私が着ているのはアウトドアウェアで知られるノース・フェイスの、しかしコートだ。パリパリした素材は薄いのに完全に寒さは防ぐ。だが寒さの圧力のようなものはウールのような分厚い布よりも感じるように思われるのである。 息が白い。耶蘇祭のイルミネーションが誰も見る人がいないのに輝いている。回復した健康のありがたさを想いながら、私は足を早めるのであった。 昨夜は私が大嫌いなバブルの時代を想起させる夜だった。『たかじんのそこまで言って委員会』のあと、軽い会食での大切な打合せをひと