2011年10月12日号。<奇しくも「田中角栄の恋文」を読みながらやって来た長岡の地にて>。

 2011年10月12日号。<奇しくも「田中角栄の恋文」を読みながらやって来た長岡の地にて>。  4時起床。新潟県長岡市。  駅前の古いホテルである。客室の扉が鉄でできているような。昨夜は18時半からここで講演をした。850人を超える方々が来て下さって後ろの方は立ち見もあってまさに立錐の余地もない盛況であった。  街は外に出ると人もほとんど歩いておらず店の明かりはぽつん、ぽつんだ。マネジャーのT-1君とコンビニを探したがここまで見つからない街ははじめてだった。さきほどフロントに聞くと駅前にはあるようだが。そんな中でどこから湧いて出たのかと思うほど(失礼!笑)大勢の方々が集まってくれたのである。ありがたいことだ。  さきほど古いホテルと書いた。おそらくは田中角栄が日本列島改造論を書いた高度成長期に建てられたものではないか。  昨夜の会場ではその角栄のパーティも開かれたと聞いた。あとで触れるが

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