2011年5月6日号。<ここ100年に3回の大津波の物語を書いた吉村昭先生のこの本を、もっと私たちは読んでおくべきであった>。

 2011年5月6日号。<ここ100年に3回の大津波の物語を書いた吉村昭先生のこの本を、もっと私たちは読んでおくべきであった>。  3時半起床。大阪。  起きてまず『日経パソコン』と『SPA!』を書き上げる。そのあとこの日記にとりかかるのである。  新聞が入っていないので休刊日と知る。何なんですかね。報道の世界に身を投じたならば、今のような時は何世代かに一度しかめぐりあえない「機会」だ。敢えて言わせていただくと。壁新聞でも自分で出したいほどじゃないのかね。  関東大震災の時の新聞を私たちは今でもよく参考にしたりする。まさにそれと同じ状況にいて、これから何百年も読まれる紙面を作ることができるのである。休まされていることにイライラしないといけないでしょう。  『週刊文春』などにいたころ、これほど大きな事件や事故ではなくとも合併号になると私は花田紀凱師匠に「休んでいる場合じゃないでしょう」と喚い

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