2011年3月13日号外。<被災地に入ることはまだならず。しかして「ことば」での支えは私たちができることだ>。
2011年3月13日号外。<被災地に入ることはまだならず。しかして「ことば」での支えは私たちができることだ>。 被災地のみなさんの顔から表情が消えているのが気になります。報道の現場でもそう。日本人のこれはいいところだが、ダメなところでもあります。 向かい合って顔を一発張りあえ!私は戦場にいた時にとそう教えられた。 報道もオノレの立場をわきまえよ。9時10分ごろからの日本テレビは自衛隊の松島基地の上空からなめるように航空機を映し出し「翼にゴミがのっています」などというような中継をしていた。日本テレビの責任者は国防をどう思っているのか。私は旧知の自衛隊の幹部に「すぐに撃ち落とせ」と連絡をした。支那やロシアの軍関係者は嘲いながらあの映像を見ているだろう。 現場の状況を見ていると、モノを届けるのにはまだ段階がいることがわかる。必要なのは「ことば」だ。それならば私の仕事だし、あなたや、あな