2010年10月25日号。<峻烈な試験と競争こそが国家を作って来たことを私たちは忘れたのか>。

 2010年10月25日号。<峻烈な試験と競争こそが国家を作って来たことを私たちは忘れたのか>。  3時半起床。  昨日の日記は今読み返すと恥ずかしいなあ。多くの方からメールを頂戴した。誰しも哀しみを抱いて生きている。しかしそれを吐露する場はなかなかないのである。多くの人々に聞いてもらえる場を持っている私の幸せを感じるが、それはモノ書きという恥を売る仕事を選んだもののわずかな報酬とも思えるのである。  佐賀から福岡に向かう特急「白いかもめ」(何というネーミングや・苦笑)の中で記憶が次第に戻ってきた。「ふるかわ」に行ったのはちょうどお盆か正月にかかる時ではなかったか。とにかく食うためにかつかつの仕事をしていたころだった。いや、今でも全く同じだが(泣)。その時に、実家に帰っていたあのひとが出てきてくれたのだ。記憶とは不思議なもので、そうやってひとつ扉をあけるとつきつぎと蘇ってくる。  佐賀の街

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