2009年10月9日号。<創造者がつくったものが生む結果にどこまで責任をもつべきかということは人類の永遠のテーマだ>。

 2009年10月9日号。<創造者がつくったものが生む結果にどこまで責任をもつべきかということは人類の永遠のテーマだ>。  4時半起床。尼崎の実家に居続け。  台風一過で急に秋の気配が深まったようだ。今年の9月はあまりに生きていく日々が陰鬱で、季節の移ろいに気持ちが向いていなかった。10月に入ってハッと気がつけば真夏と同じ格好をしていた。何だか寒いなと思ったのである。回りから見ていておかしかっただろう(苦笑)。やっと秋が来たことを感ずることが出来た気がする。  わが古巣である文藝春秋の創設者の菊池寛ではないが「父、帰る」だ(笑)。  昨夜『サプライズ』と会食を終えて24時ごろ帰宅すると、ちょうど老父が帰宅したところだった。カナダへ1週間ほど紅葉を見に行ってきたのである。友人たちに誘われてとはいえ、今年82歳、よく行くものだ。  もうそんなにあとお金を使う先もないのだから、当然ビジネスクラス

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