2007年11月28日号。<「点と線」じみてきた額賀問題、各メディアの社会部よ威張る政治部の鼻をあかしてやれ>。
2007年11月28日号。<「点と線」じみてきた額賀問題、各メディアの社会部よ威張る政治部の鼻をあかしてやれ>。 5時起床。 参議院選挙で民主党が大勝した時、私はさまざまなメディアで「これで日本の政治は大きく変わる」と言った。しかし、そんな私は少数派で「政治のプロ」たちは冷笑した。 ところがそういう方々は手のひらを返して、今の国会の主導権を民主党が握っていると解説しておられる。 この国の野球評論家とエコノミストが「過去の清算」をしないのは国際的に有名だが、政治評論家や政治部の記者の方々も、その評判に連なるおつもりらしい。 参議院を民主党がとったことで、この国の政治の風景がどれほど変わったか。私たちはまのあたりにしつつある。 いまの日本国には政府が二つある。 衆議院政府と参議院政府だ。これを解消して政策を進めるためには、解散総選挙か大連立かの二つの方法しかないのは厳然たる事実