2020年1月20日号。<波乱必至の国会開幕 / センター試験は小手先ではなく根本から変えたほうが良い / サイバー戦争が始まっていた>
おはようございます。ヨロンです。
昨日は、恒例の「よこはま月例マラソン」で10キロ走ってきました。いつもは頑張って1時間7分ほどのところ、最近新年会続きで体が重かったものの、意外と動けて1時間3分ほどでゴールできました。それでも1時間を切るのは大変です。多くの市民ランナーは簡単に1時間を切るのですが、週一回走るかどうかという日常だとこれが限界かな。
大河ドラマ『麒麟がくる』始まりましたね。
初回を見た感想としては、視聴率は悪そうだけど、映像の斬新さに興味を持ちました。まず目につくカラフルな衣装は、黒澤和子氏が担当しているのですね。黒澤明監督の娘さん。批判もあるようですが、これくらい思い切ったことをやっても良いのではないかと思います。4Kドローンや疑似ドローンを多用し、特撮を使った映像も興味深い。
私は歴史に疎いので、明智光秀は地味な印象しかないのですが、それを1年間描くということで、今後の人物像や歴史がどのように綴られていくのか楽しみです。
■波乱必至の国会開幕
今日から通常国会が始まります。この週末行われた世論調査では、内閣支持率で毎日新聞がほぼ横ばいだったものの、読売新聞・NNNの調査では支持を戻しています。
内閣支持率(カッコ内は先月)
毎日新聞
支持率:41%(42)
不支持率:37%(35)
読売新聞・NNN
支持率:52%(48)
不支持率:37%(40)
ちなみに、先週行われた時事通信の世論調査
支持率:40.4%(40.6)
不支持率:37%(35.3)
この一ヶ月間は国会が開かれておらず、公選法違反やIR汚職など、議員の不祥事が続いていましたが、政権の評価にはほとんど影響していなかったことが伺えます。政権与党としては、ホッと一息といったところでしょう。
野党も追求する場ができない上に、党を合併するのかどうか揉めている状況なので、「さくらを見る会」「IR汚職」「公選法違反」といった、政権や自民党支持にマイナスとなる事件も、野党支持には向かいません。幹部の中にはわかっている人もいるのですが、「なんで内閣支持率が下がらないんだ!」と怒っている議員もいて、どうもバラバラな感じは拭えません。
結局、国会開会までに決着付けたかったこれらの問題も、スッキリしないまま来ていしまいました。今週なにか動きがあるのか。野党は激しく追及を続けるので、各法案の審議もなかなか進まない状況となりそうですが、立件されない限りは紛糾しながら、のらりくらり行きそうです。