2018年10月23日。<11月1日からのご案内>

 おはようございます。高橋ヨロンです。
 昨日は、「快晴」などと書いてしまって調子に乗って事務所の窓を全開にしていたら、途中から寒くなってきて、震えながらデスクワークしていました。夕方になって「そうだ、窓を閉めれば良いんだ」と気がつくありさまでした。急に涼しくなってきましたね。

 実は昨日、勝谷さんから複数回電話がありました。意外としっかりした口調で話していました。「俺は依存症じゃないよ」と最初は笑いながら話していましたが、「退院してからも一滴も飲んでいない」「依存症というのはね、医者が検査して判断するんだよ」「今は肝臓が悪いから寝ているけど、徐々に日記を書くから」と言っていました。
 元気そうに話しているので一瞬期待をしましたが、私も今まで依存症の人を何人か近くで見てきたこともあり、思うところはありました。ここのところ、読者の方から「私も依存症が身内にいました」と経験談が寄せられていますが、勝谷さんの明るい声を聞いて希望を感じ、その内容で絶望を感じるという状況です。わかりにくい説明ですみません。「依存症」というものがわかるほど、勝谷さんの言葉には失望を感じざるを得ないのです。
 それでも、実家にいるここ4日間ほどは確かに一滴も飲んでいないので、頭はクリアになっているようです。これは良いことで、先週金曜日ごろの蚊の泣くような声だったときとはかなり異なっていました。やはり、断酒できれば確実に良くなっていきます。さらに食事がしっかり摂れれば、希望は持てると思います。

 

 来月からの方針について、ここ数日検討してきました。毎日多くの読者のみなさんからご意見もいただきました。「古くからの読者です。初めてメールします」というメッセージを見るたびに目頭が熱くなり、だんだんみんなでどこかに向かって一緒に旅をしているような気になってきました。勝谷さんが先頭でグイグイ歩いているのを、少し離れてそれを見ながら追っかけているようなものでしょうか。そして勝谷隊長が体調(シャレじゃないです)を崩し、倒れたので、担架に乗せて運びながら移動し続けている。
 中には脱落したり、他の道に移っていったりする人もいますが、私とT-1君はさしずめツアーコンダクターとして、行き先も知らずに隊長が負傷したツアーを前に進めようとしているようなものだと思います。しかし、今までは負傷して倒れた隊長の横で、なんとか再生させようとしていましたが、自分自身他のツアーでは隊長をしていることもあり、ここで倒れてしまったらそれらのツアーが中止になってしまうので、負傷した勝谷隊長は治療の専門家に託すことにしました。
 負傷といえば、不肖・宮嶋さんが昨日テレビに出ていました。ちゃんと見ていなかったので何の番組かわからなかったのですが、そういえば宮嶋さんも心配しているんだろうな。

 話を戻します。今日は企画のレジュメのようになってしまいますので、ご了承ください。

 11月1日から新しい方式となります。最初に結論をお伝えすると、このまま購読を続けてくださる方は、何もしていただかなくて結構です。このまま毎日配信されるメールをご購読ください。また、新たに配信を好きなタイミングで停止・再開ができる仕組みを入れます。

 最初は完全に休止することも考えました。しかし、配信と決済システムを置いておくだけでも維持費や問い合わせ対応などの手間がかかるとか、一旦全部やめてしまうと勝谷さんが少しずつでも書こうとしたときに柔軟に対応できなくなってしまうこともあります。また、多くの「形はどうであれ続けてほしい」という意見をいただいたことで、とにかく維持していこうと決めました。

 前提となるのは次の2点。
・最終ゴールは、勝谷誠彦の豊富な経験や教養に裏打ちされた、歯に衣着せぬ解説やコメント、ひとりの特異な男の人生が垣間見える日記を毎日送ること。そして独特の情緒ある文章を勝谷自らの手で発信すること。
・基本は現在の仕組みを継続するが、希望者は勝谷完全復帰まで購読を休めるような、出来る限り多様な意見に対応すること。

 今後の仕組みでポイントになるのは、以下のこと。
・配信システムや決済システムは維持する
・毎日のルーティンも維持する
・配信の停止や再開は個人が任意のタイミングで行える(このメールの最後に案内があります)

 購読料に関しては変更も考えましたが、そうなると振り込みはどうするのか、とか勝谷さんの復帰をどう判断するのかとか、いくつか問題が出てきてしまいます。また、仕組みはシンプルにすべきだという考えからも、今のまま変えないことにしました。
 これはお願いになります。今のまま続けさせてください。

 新たに「執筆者」という概念を導入しますが、しばらく勝谷さんの執筆が全く無くなったとしても、勝谷さんにお金が入るようにします。そして書く分に応じて増える仕組みも入れるので、今までのように毎日書けるようになったら、また収入も戻るようにします。「書きたい」というモチベーションを少しでも上げていくようにします。

 内容に関しては次のようにします。
・毎朝10時までに今と同じように配信する。
・メールの内容としては、毎日ヨロンが挨拶程度の文とニュース紹介のようなもの(まだ検討中)などを発信してくが、加えて不定期もしくは連載として、勝谷にゆかりのある作家・ライターに寄稿を依頼する
・勝谷が得意とする分野(国際情報や食・酒などの文化、旅行や地域情報、歴史など)では、必要に応じて専門家の解説も入れるか検討する

 実は、勝谷さんとは以前からいろいろ企画を考えていました。T-1
君が連載する「T-1日記」や、「勝谷の『今日の注目ニュース5』」というような、ひと言コメントで注目ニュースを紹介するようなもの。また、血気酒会を全国まわって行おうとも話していました。それらの中でも、「T-1日記」というか「T-1の誰も知らない勝谷」のようなコラムもぜひやってみたいと思いますし、「勝谷が愛した店」のような店舗レポートも良いかもしれません。
 今まではほとんど取り上げなかった、読者からのコメントなども取り上げていきたいと考えています。

 もちろん、みなさんが勝谷さんの文章、言い回し、表現を欲していて、そのために購読料を払ってくださることは十分承知しています。しかし、それが叶わなくなっている今でも、「匂い」は残していきたいと考えています。

 次に周辺のことについて
・『週報迂闊屋専用コース』は廃止して、一旦『お休みコース』とする
・カツブロは継続する。サーバーは移行するので、幽霊部員的なアカウントは整理させていただくけれど、残したい人は確実に残し、新規に始めたい人にも対応する
・血気酒会は本人不在でも毎月一回は行う。内容は検討中。

 とりあえず、本日お知らせできるのはここまでです。勝谷さんが、週に一度は書けるのか、月に一度なのか、突然毎日書きだすのかは全く予想できませんが、施設だろうが病院だろうが自宅だろうが、何かしら書けるようになってくることが前提です。

 最後に、新設する『お休みコース』を案内します。
 これは、「勝谷完全復活まで解約しないで待つが、勝谷以外の文章はいらない」という方のためのものです。以下からお申し込みができます。
 注意事項としては、好きなタイミングで購読の開始・中止を選べますが、中止した場合はその次の配信から止まります。また、毎月28日から月末までの時点で購読することになっていると、翌月の購読料がかかりますので、中止にする場合は、1日~27日の間でお願いします。
  特別経過措置として、今月(10月)に関しては、月末までに中止とされた方は11月の購読料はいただきません。

「お休みコース」を選択する方は
https://f.msgs.jp/webapp/form/12899_dct_31/index.do
のページにて、IDを入力し、「お休みコース」を選択してください。

明日以降も、今月いっぱいは11月からの案内や勝谷さんの情報をお送りします。
では、良い一日を。