2017年11月17日号。<じんけんと いうほどらくな ひだりまき>

  • <安倍首相 生産性向上へ中小事業者支援策を強化>
  • <社説/実感乏しい景気回復/企業は投資や賃上げで後押しを>
  • <白鵬、日馬と同席認める/部屋にはバリケード>
  • <放送局の独立性で勧告/慰安婦で謝罪も/国連の対日人権審査>
  • <日本の人権状況、各国から218の勧告 国連人権理事会>

 

 3時起床。
 なにかしらここではなぜ早起きなのか書くことを毎回考えているんだけれども、そろそろネタも尽きてきた。年寄りだから早く目覚めるんだ。悪かったな。どははは。
 早寝早起きなのである。朝の時間を使えない奴は一生、だらしない人生を送ると、どこからか、私は悟った。出版業界に入ってみて「徹夜自慢」をする人々が多いのに驚いた。じっと見ていると三流のモノ書きに多いのがわかった。編集者を朝まで待たせるのである。ふつうの業界では、納期に遅れるとクビだ。だから私は、約束した普通の昼間の時間に原稿が来ない書き手を、すべてクビにした。業界は震撼した。「夜中まで待つのがあたりまえでしょう」私にとってはあたりまえではない。出版社は、超勤手当てもくれない。
 また前振りが長くなった。こういうことをやっていたから私は出版社ではやっていけなかった。けれども、間違ったことを言っていたのではないと、最近の若い後輩たちの言葉からもらって嬉しくはなる。「作家ナニさま」なのだ。自分を不品行で飾ることで「ナニさま」だという方々が何割かいる。そういうのが私は嫌いだった。そっち側にもいたからね。ロクでもない。才能もない。ときどき「タイマンはったろか」と言った。みんな黙った。インポ野郎なのである。所詮は。
 本当に才能があるひとならば、私は土下座する。そうでもないロクでもない奴を、どれだけ飼っていますかと、メディアの方々に申し上げたい。不愉快なのである。これは、私と比べてではないと、まず申し上げておきたい。私も「選ぶ側」だった。その目で見て、あまりに貧相な方々が出ているのだなあと、悲しいだけだ。

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