2016年12月30日号。<靖国、オスプレイ。どちらも大切だ。だけど「今じゃないでしょ!」>

  • <稲田防衛相が靖国参拝/真珠湾同行の翌日/中韓は批判>
  • <オスプレイ空中給油訓練 来月再開を米伝達>
  • <超巨大火山に噴火の兆候、イタリア>
  • <九州南方海底に活動的マグマか/神戸大が確認>

4時起床。
昨日の新聞をめくっていて「あれ?」と思いませんでしたか?私は何度もめくり直した。あるべきものが、ないのである。『週刊新潮』の広告だ。『週刊文春』は前倒しで前日に出ていた。人々がまだ会社に行くうちに、という判断だろう。そうか『新潮』は前倒ししないのか、と元編集者としては、ふうん、と考えていたのだが、翌日にも広告がない。コンビニやキオスクに実物もない。
年の瀬だけに資金繰りで新潮社倒産か…は冗談だが、社内の工作員に電話をしてみた。「今日が、仕事始めですよ」疲れ切った声が帰ってきた。なんと正月またぎで取材をして、新年に出すらしい。年末に『文春』と『新潮』がどちらも目玉記事を載せた合併号で競うのが例年だったのだが『新潮』は真珠湾攻撃ならぬ奇襲をかけてきたか。何か特別な事情があるのか。年明けの号が楽しみである。現場は間違いなく大変だ。官庁も会社も閉まっているので取材は難しい。やはり大きなネタを既に仕込んであるのかも。

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